転職データバンク「看護師の求人数」

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1常に人手不足の看護師

全国的に看護師の人手不足が課題となっており、看護師の求人数は、常に増え続けています。

平成20年5月に東京労働局が発表したデータによると、求人倍率は4.2倍。全職業の平均値1.9倍と比較すると、2倍以上人手不足に悩まされているということになります。

職業別常用有効求人求職状況

一般常用
求人数求職者数求人倍率
4,9391,6203
パート常用
求人数求職者数求人倍率
3,5403859.2
合計
求人数求職者数求人倍率
8,4792,0054.2

東京労働局発表 平成20年5月30日(金)

求人倍率(きゅうじんばいりつ)とは

求人倍率とは求職者 (仕事を探している人) 1人あたり何件の求人があるかを示すもの。
たとえば求人倍率が 1.0 より高いということは、仕事を探している人の数よりも求人のほうが多いということになる。

2退職・転職を検討している看護師が半数以上

その反面、看護師の意識調査では、転職や退職を望んでいる声が多く、約50%以上の看護師が退職・転職を考えているとも言われています。

その理由としては、「仕事が忙しく疲れた」「サービス残業が多い」「休暇が取りづらい」などがあげられることが多いようです。過酷と言われる看護師の仕事にあった、勤務環境の改善が求められているわけです。

また、平均勤務年数も、看護師の6〜7年は、他の職業平均より1年以上少なくなっており、新卒・新人の看護士の約20%が1年以内に転職・退職をしていると言われています。

3看護師不足の背景には、診療報酬改定に伴う看護師の配置基準見直しが

このような看護師不足の背景には、2006年4月の診療報酬改定に伴う看護師の配置基準見直しにより「患者7人に対して看護師1人」という手厚い配置をした病院には入院基本料を上乗せする新基準が導入されたことがあげられます。

これにより、全国レベルで看護師の奪い合いが起き、看護師不足が深刻化し、さらに、看護師不足が深刻化したことでより厳しい労働環境を強いられてしまったという事態が背景にあると見られています。

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