看護師の職務経歴書|転職回数が多くても大丈夫?ポイントやコツを解説

看護師の職務経歴書|転職回数が多くても大丈夫?ポイントやコツを解説

看護師の職務経歴書|転職回数が多くても大丈夫?ポイントやコツを解説

転職の際には、履歴書とは別に職務経歴書の提出が求められるのが一般的です。しかし、職務経歴書を書く際に、「転職回数が多いと不利になるのでは?」と心配になる人は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、職務経歴書で重視されるポイントや、転職回数が多い看護師が転職を成功させるコツについて紹介します。

目安として看護師の平均転職回数についても解説しますので、転職回数が多く悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

職務経歴書の転職回数が多い看護師は不利になる?

転職の際に提出を求められることが多い職務経歴書ですが、「何度も転職していると不利になるのでは?」と不安を感じる人もいるでしょう。

しかし、転職回数が多いからといって、必ずしも面接で不利になるとは限りません。職務経歴書で重視されるのは、経験や実績であって「転職回数」ではないからです。

といっても、転職回数が多くてもまったく問題がないわけではありません。転職回数の多さが不利に働くケースもあります。

看護師が転職活動する際に職務経歴書で見られる点や、転職回数が不利に働くケースを知っておきましょう。

職務経歴書で見られるのは転職回数よりも経験や実績

何度か転職していると、「転職回数が多すぎて転職活動が上手くいかない」と思うでしょう。しかし、看護師の転職活動においては、それほど職務経歴書の転職回数を気にする必要はありません。

多くの場合、職務経歴書では転職回数よりも経験やスキル、転職理由がチェックされるためです。なかでも注意が必要なのは、志望動機や転職理由です。

看護師のなかには、配偶者の転勤や病気、勤務先の病院の倒産など、やむを得ない理由で転職する人もいます。新たな分野にチャレンジしたい、スキルアップしたいなど、就職後の意欲が感じられるポジティブな理由で転職する人もいるでしょう。

説得力のある理由があっての転職であれば、雇う側としては検討の余地があります。

人柄やスキルを重視して採用者を選んでいる病院であれば、転職回数はそれほど高いハードルにはなりません。

転職回数や転職理由によっては不利になるケースもある

看護師の転職では、経験やスキル、転職理由の方が重視されることが多いため、転職回数についてそれほど心配する必要はありません。とはいえ、以下のような場合は、転職回数の多さが不利に働く可能性があります。

・20代で複数回の転職経験がある
・数ヶ月程度の短期間で何度も転職している

年齢が若い、あるいは勤務年数が短いにもかかわらず何度も転職していると、「気に入らないことがあるとすぐに辞めるのでは」と警戒されるためです。

「給与が少ない」「人間関係が悪い」など、転職理由がネガティブなものばかりの場合も同様です。「採用しても待遇に不満があればすぐに辞めるだろう」と印象を抱かれてしまうからです。

20代で転職する場合や前職の勤務年数が短い場合は、明確なキャリアプランを示すなどして長く働くつもりであることをアピールしましょう。

また、転職理由がネガティブな場合は、ポジティブなものに変換することが重要です。たとえば、上司との折り合いが悪く転職を考えた場合、「人間関係が良くなかった」とだけ伝えるとただの愚痴になってしまいます。その病院を選んだ理由や長く働きたいことが伝わるような内容を考えましょう。

看護師の平均転職回数

20代で複数回の転職経験があったり、短期間で転職していたりすると、採用で不利になることがあります。

しかし、何回くらい転職していると「多い」と思われるのか、気になる人もいるのではないでしょうか。そこで、看護師の平均転職回数と、「転職回数が多い」と思われる目安について解説します。

看護師の平均転職回数

実は看護師の半数以上は転職経験があるといわれています。平均転職回数は2~3回で、複数回転職したことがある看護師も多いため、転職回数だけで不利になる可能性は低いでしょう。

ただし、平均転職回数を大幅に超えた転職経験があると「雇っても長続きしないだろう」と判断され、採用に影響が出る確率が高まります。

年代による看護師の平均転職回数

看護師全体の平均転職回数は2~3回ですが、年代によって平均転職回数が異なります。

・20代の平均転職回数:0~1回程度
・30代の平均転職回数:2回程度
・40代の平均転職回数:2~3回程度

20代は転職回数が少なく、転職経験のない方も多いです。そのため、20代で2回、3回と複数回転職していると、面接で不利になるおそれがあります。

しかし、30代、40代と年齢が上がるにつれて転職経験がある人が増え、複数回転職している人もめずらしくなくなります。

30代以降の転職では、5回、6回と平均を超えて転職を繰り返しているわけでもなければ、それほど転職回数を気にする必要はないでしょう。

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転職回数が多くても大丈夫!看護師が転職を成功させるコツ

転職経験がある看護師は多いため、転職回数についてあまり気にする必要はありません。しかし、平均を超えて複数回転職している、短期間で転職を繰り返しているといった場合、不利になるのではないかと不安を覚える方もいるでしょう。

平均転職回数よりも転職回数が多い看護師が、転職を成功させるにはどうすれば良いのでしょうか。

転職の目的を明確にする

転職回数が多い看護師が転職を成功させるには、転職の目的を明確にすることが大切です。給与アップや働きやすい勤務形態への移行やスキルアップなど、転職を考えた理由や目的を明確にしましょう。

転職の理由・目的がないまま転職先を探してしまうと、就職後にギャップを感じて退職する結果となってしまい、転職回数を増やすことになりかねません。

転職の理由・目的がはっきりしていれば、「今より給与が高いところ」「夜勤が少ないところ」など、自分の希望に合う職場を見つけやすくなります。自分の希望に合う職場が見つかれば、長く働き続けられるでしょう。

看護師の転職に強い転職サポートサービスを活用する

看護師の転職に強い転職サポートサービスを活用することも、転職回数が多い看護師が転職を成功させるコツです。

前述のとおり、自分の希望に合う職場に就職できれば、長く働き続けられるようになります。しかし、希望に合うかどうかを判断するためには、転職先に関する詳細な情報を収集しなくてはなりません。

といっても、個人では求人票に記載されている内容以上の情報を得るのは難しいでしょう。看護師の転職に強い転職サポートサービスであれば、個人では得られない情報を持っているため、希望に合う転職先を見つけやすくなります。

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まとめ

看護師は転職経験がある人が多いため、職務経歴書の転職回数が多くても、そこまで気にする必要はありません。看護師の採用においては、転職回数よりも経験やスキル、転職理由が重視されるケースが多いためです。

ただし、経験を積んでいないうちから複数回転職している、短期間で何度も転職しているといった場合は、転職活動で不利に働くおそれがあります。

転職回数の多さが気になる方は、長く働く意欲があるとアピールすることが大切です。また、転職理由を明確にする、ネガティブな転職理由をポジティブな表現に変えるといった工夫をすることも心がけましょう。

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